長野からのご来客

先日は長野から素敵なご来客が。

心の中でずっと待ち望んでいた。

元パティスリー HEIGORO 本店のエグゼクティブ ペストリーシェフであり、現在は #torantoroa33 というご自身のブランドを展開、日本内外で精力的に活動をされている高良氏( @daichi_takara.chocolatier )御一行がご来園。

当園はオンライン農産物直売サービスのポケットマルシェ(通称: #ポケマル )を通じて高良氏とのご縁を頂いた。

その日は昨日の雨から一転、晴天に恵まれ、絶好の園地案内日和。そしてその次の日もまた雨。高良氏は持ってるなと。

有り難い事に、当園の柑橘を筆頭にその“味と価値”を、氏の究極に研ぎ澄ました感性で感じて頂き、個人的にも、そして業務的にも、手掛ける作品に正に余すところ無くお使い頂いている。

毎度お取引の度に当園自慢の品を直接お送りして来たが、回を重ねる毎に直接畑のその場で、仕上がった旬の果実をもぎたてで召し上がって頂きたいと思うようになっていた。そして研ぎ澄まされた味覚的感性からくる感想をこの耳で直接聞きたくて。

そんな時にひょんな事からお声掛け頂き、先日、ついに実現。

(やはり自身の使う食材に真にこだわり抜く方は必ずご来園される)

明るいうちに並んで写真撮っておけば良かったと今更後悔。笑

案内、作物ストーリー紹介、実食、話し込みをしているうちにあっという間に暗くなってきちゃって。笑(氏の投稿にもあるカシスのソルベの話は盛り上がった)

最後にトラントロア33のロゴ入りの、オーガニックコットンで作られたバッグに入った手土産まで頂いた。

(これ最高にセクシー、仕事用バッグにしよう笑)

中には玉手箱を連想させるあの『カンカンサブレ』とお手製のケーキまで。

贅沢過ぎでしょ。

クソ美味ぇ(๑˃̵ᴗ˂̵)

サスティナブルに重きを置く氏の理念から、商品の袋はこのオーガニックコットンバッグ、そしてリサイクル率の一番高い“金属”である缶を使用するという事にも強いコダワリを貫く。

なんだろうね。

コダワリの強さを感じながらも表現者としての柔軟さとでも言うのか、強く感じるんだよね。攻撃的、排他的ではないの。こう、なんか包括的というか。包容的?伝わるかな?独特なんだよね。

未知の領域への好奇心もさる事ながら、現場にリスペクトを持ち、その現場にしか無いストーリーすら含めて自分の感性を頼りに作品に表現する、芸術家みたいだなと感じた。なんとも不思議な方だ。

近いうちに当園の柑橘を始め、日本在来品種のヘーゼルナッツ、少し特殊な作物など、氏の芸術作品とコラボレーションしてこれから更に世に出される日が来ると思うと、身体の中心からゾクゾクする。

レモンの祖先の◯トロンとかね。

結構この話題も盛り上がって。

多分、氏の手にかかるとこれがかなり化ける笑

そんな尽きない話を畑で出来た事は、現代のテクノロジーの恩恵を受けているに他ならず、少し時代が違えば出逢えもしなかったと思うと、これもご縁なんだなとしみじみ。でも手は試し食いの伊予柑でベタベタ笑

冗談はさておき、改めてこの場を借りて高良氏とのご縁とご来園に深く感謝を申し上げたい。

こらからもまだ世に無い作品を作りあげて行って欲しい。そしてその内容成分に当園の自慢の作物がコラボレーションで含まれる事があればこの上ない喜びだ。

出会いに感謝

また、面白いシーズンに畑で会いましょう

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