遊休農地のリアル2

何年も放置された畑だと、草刈りと言うかもう、木こりのイメージだ。

いや、木こりは言い過ぎか笑

 

刈り払い機の鋭い刃でも切れない奴も中にはいたりする。

「いったい、何年ここにはえてたんだ。。。」

 

手首程の太さはあろうか。

雑草は当然、雑木を草刈機とチェーンソー、鉈、選定ばさみを駆使し刈り上げる。

そして一箇所にまとめる。

次に大木に絡んだツタ(藤、葛など) を取り除き、丸めてコンパクトに。

そして切り残しをチェーンソーで根元から切り、

 

最後にまとめて燃やす

と。

 

林のようだった所をキレイにするのは、大変だが、とてもスッキリする。

 

この後は刈り払い機の金属刃(チップソー)を、石垣の際までキレイに刈れるナイロンコードで仕上げるととてもキレイになる。

 

、、、ただ、キレイになったのは良いのだが、あくまでまだ表面上に過ぎない。

 

大きく、太く育った雑木も、雑草も、ずいぶんとしっかりした根を既に地下に形成しているもので、しばらくするとまた立派な芽を急激に伸ばしてくる者もいるのだ。(しかも倍返しどころか、3、4倍返しの数で笑)

 

本来ならば、ユンボなどの機材を入れて抜根すべきなのだが、ここは機材が入れない畑。

植物を根まで枯らす薬剤を散布しない限りは、地道に刈り続けるしかないのだ。やるしかないのだ。

 

でも、シンプルで良いと思っている。

方法がいくつもあったらどれにしようか迷うが、やるしかないのだから。

道は一つだけ、One wayなのだ。

迷わず突き進める。

そういう意味ではやり易いと思っている。

 

ここは一面、熱海レモン畑へ変わる畑である。

 

いわば、私の農園の顔フラッグシップな畑なのである。

 

一番初めにご縁を頂いた畑であり、

一番苦労をしている畑でもあり、

一番大事なプロジェクトの開始点である。

 

必ず立派な農園に返り咲かせてやる。

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