はい、この度ずっと八朔のグレネード感のとんでもないブースト方法に辿り着きました
ついに八朔のプチプチ果肉の炸裂機能を利用したグレネード感満載なやつの具現化が完了
↑この時からずっと構想にはありまして
そこから漬け込んでみたり、風味の合う糖蜜と合わせてみたり、マーマレードにしてみたり、、、
その中で、生産的な作る方だけでなく、食べる方にまで関心がやたら強い八朔をあれこれといじってるうちに『八朔の炸裂するグレネード感を失わず、食感を残しながら後半にジワジワと口内での炸裂を引き立てると考えると、甘さを添えるだけでは弱い気が、、、』と思うようになり
そんな時に、前々回の記事の『スパイシーハニーレモン』がとんでもない仕上がりを見せ、そこにスパークするように繋がってしまいまして
スパイシーハニーレモン自体も、甘辛いホットハニーから派生して作成中にたまたま思い浮かんでしまったものであり『レモンでこの出来なら、、アイツも、、、』と可能性を感じたのと、スパイシーハニーレモンをフライドチキンのソースにしたり、お湯で割って飲んだりで結構ハードに使ってくうちに『あれ?コレ八朔なら果肉のままそれぞれ使えて扱い易い上に食感も残るしでバケモンになるんじゃ、、?』と
となればやらない理由はない訳で笑
まずご家庭のどこにでもある八朔を2玉用意
軽く洗って水を切り、果肉を剥いて瓶に入れておきます
次にスパイシーハニーレモンの時と同じ様に激辛唐辛子を2本縦に半分にカット
蜂蜜は今回も200g使い、弱火で煮立たせないようにしながら丁寧に辛味成分を蜂蜜に移していく
カプサイシンが揮発して辛みのある香りが立ってきたら火を止める
あとはそれを唐辛子ごと、剥いた八朔果肉の入った瓶に注ぐだけ
(唐辛子はこの時点で瓶に入れず、濾してもヨシ。うちは予想以上に消費スピードがエグい為と、わかりやすく美しい彩り的にもあえて入れてます)
はい完成(厳密には完成ではない)
ここからプチプチ果肉から蜂蜜へ浸透圧で果汁が抜けていくのを見ながら真の到達点に向かうわけだが、イメージとの答え合わせでもう先に頂く
完璧すぎる
蜂蜜の優しさのある甘さ、次に辛さがジーンとクレッシェンドを付けて迫って来て、噛むほどに口内で炸裂する八朔果肉のグレネード(手榴弾)で『甘×辛×酸』のマリアージュ、更にそこにレモンには無かったパンプルムースな苦味の締め
オイオイ、、、
またとんでもないものが出来てしまった
コレ、イメージとしてチキンサンドやグリルしたサーモンなどのソースとして使ってみたいのと、案外スイーツ側のパフェとかのソースにも有効なんじゃ?とも思ってたりしてまして🤔
甘×辛だけでかなりの汎用性の高い味になるのに、そこにプチプチ食感の柑橘の酸味が後出しで潜んでて、ほろっとした苦味で締めるとか笑
複雑な味わいの割に、必要な具材と作るのも非常に簡単なので是非コレは試してみて欲しい
少し置いてだんだんと八朔エキスが浸出してきたくらいがコレ↓
素晴らしい