マイノリティーへ

草刈中、ふと目を上げると目の前にハンターが潜んでたんだがw

一瞬気がつかなかったw

 

腹膨れてるって事はメスなのかな?

しかも、既にオスを食べた後なのかな?

 

いずれにせよ、これからも、来年も、その子孫達も宜しくね。

女郎蜘蛛といい、蜂達といい、カマキリ達といい、うちの農園ではみんなとても良い仕事をしてくれている。

有り難い限りだ。

 

次いでネーブル。

ネーブルオレンジね。

かわいいよね。

ちなみに、「ネーブル」とは「へそ」を意味する。

へそ?

そう、へそ。

 

 

見てわかる様に、お尻にへそ(凹み)があるのがわかりやすいね。

今年も主に北海道のお客様にお届け出来そうだ!

 

昨年は大変香り高く、とても美味しいとご好評頂いた。

箱に詰めて開けた時にブワッと香る香りが堪らないのよね。

詰めてても幸せな気分になっちゃう。

 

やはりね、味も勿論だが、香りで出会い頭にジャブを効かせ、味と食感でキメる。

嗅覚味覚、そして触覚に訴えかけられるものは強いよね。

トリプルパンチでノックアウトよ。

 

ネーブルさん、今年ももう間も無く。

 

 

最後に伊予柑

伊予柑?と思っただろう。

 

この子は皮が縮れている子だ。

この個体もまたいい味出してるよね。

通常、真っ先に摘果(収穫を待たずして落としてしまう事)されるべき個体だろうね。

私はここで待ったをかける。

 

なぜ?

 

逆になぜ?

 

この子良い個性持ってんじゃん。

自然に形の揃ったキレイな一級品ばかりが揃う訳無いじゃん。

それこそ不自然だろうよ。

 

また、少し見た目が他と違ったっていいじゃない。

面白いじゃない。

たまにいるよね。

絶対に市場には出ないがね。

生産者が絶対に出さないから。

実は他と違ってクセがあって美味しいのにね。

見た目重視の市場にはウンザリだがね。

今年もご要望があれば、物好きなお客様の元へお届け致しますよ(^-^)

レアだから。

普通じゃつまらないでしょ?

エキサイトしていこうや。

 

マイノリティーな立場を私自身に重ねて贔屓しているのかもしれない。

んな事はどうでもいいのよ。

かわいいものにはかわいい、

きれいなものにはきれい、と素直に言う質だ。

昔からだ。

 

そんなこんなで、柑橘組が出揃って来た。

今年も柑橘祭りが開催出来そうだ。

 

楽しみ。