うん
確かに手に吸い付くような外皮の質感は甘夏だ
そして香りの立ちが素晴らしい
収穫からさほど経ってないのに外皮の上からもまったりと香る上品な香り
名のスルガエレガントは伊達じゃないってか
形は正に夏みかん、甘夏のソレ
外見、大きさ、色もだ
重量は250gほど
これも夏みかん、甘夏と同様
一応、手元にあった当園の甘夏(左上)と紅甘夏(右上)と比較
色は黄色の通常甘夏の色のようだ↓
このお尻あたりから強く香るのは親である文旦の血か
外観を立体で確認↓
皮を剥く
うん、素晴らしい
外皮から漂う甘ーい香りとは異なる甘夏に一旦引き戻す
ここがいい
うん
そして皮が見た目のゴツさに反して剥き易い
素直だ
味
うん
ベースが甘夏ってよくわかるね
なるほどね
そもそもの酸度が低いのと、夏みかんで意図せず構えるから甘さが先に走る
しかし感じる甘さは決して糖度の高さからくる甘さでは無く控えめ
あえて言うなら文旦の血で酸が立ちにくいゆえに“相対的に”感じる甘さ
サッパリといえばサッパリ
寒に当たって苦味が出てしまうと簡単に崩れるバランス
絶妙、デリケート、貧弱しかしエレガント
なるほどね、淡い
悪くない
あとグサれない感じ
まったりクリームとかと合うイメージ
面白い
噛むほど薄皮の甘夏的な苦味を感じられて落ち着く
うす皮を剥いてあげたら子供も食べ易いかもしれない
酸味好きには物足りないかもね
種は一房に1.2個あるかないかだ
立ち位置的にスイートレモネードに近いと感じる
酸味を失って相対的に浮き出る甘さの辺りとか
(よく間違いやすいスイートレモンはまた別種ね。スイートレモンは柚子と橙の子供だからレモンですらない)
旬は丁度今、4月後半あたりまで出回るが、この香りの高さと食べごろを味わうなら今の旬を逃さない事だ
(あまりに食べたい!が殺到してしまったら仕入れ販売も検討する)