先日、熱海レモンの苗手配に際して、大変お世話になっている苗木屋さんへご挨拶へ伺った。
その際に今年も立派なイチジクを頂いた。
いつも何かしら持たせてくれるのだ。
たまに「最近はどう?大変?」と気遣う電話をくれたり(実はこれがかなり気持ち的に救われる部分がある)、年賀状も送り合うような、私の実の祖父、祖母のように慕っているご夫婦だ。いつも可愛がって頂いている。本当に有り難い限りである。
今やイチジクは高級品だろうに。
スーパーでは一つ200円〜300円のものも見かける。
高ぇ。
そしてそんな頂いた高級品のイチジクを使って、ドライイチジクを作ってみた。
ドライレモンも試作してみたので、白ワインでサングリアで作ってみようかなと。
いつも頂いてばかりで申し訳なく、今回はうちの日本かぼちゃの一級品を手土産に伺った。
いつも帰りに何か持たせてくれるお母さん、お父さん(と呼ばせて頂いている)にはありがたくも、どこか申し訳ない気持ちがいつもあったのだ。
うちの畑で仕上げた一級品を手土産に持って行こうと前から決めていた。
しかも、地域的に果樹がメインの産地なので、果樹を持っていった所で先方は苗木としても栽培している為、ほとんどの場合その果実は既に知っているか、栽培しているか、実際に食べた事がある場合が多い。
それじゃ新鮮味が無いだろう。
なので、私の専門分野であり、かつこの地域ではほとんど生産していない野菜を持っていけば喜ばれるだろうとの判断だ。
案の定、喜んでくれた。
「こりゃあ珍しい!」
「またお母さんが種を穫って育てるだろうよ!」
と。笑
面白いのは、その苗木屋さんも実はこっそりと赤皮の珍しい日本かぼちゃを作っていた。
なにやら、お母さんが面白いかぼちゃを見つけては種を採り、育てているというのだ。
私のお師匠様も実はこっそりと珍しい品種のかぼちゃを栽培していた。
私の育てている品種も含め、近隣で既に珍しいかぼちゃが3種類。
それぞれ個性の強い品種だ。
そのうち集めてコレクションしてみようかな。
ウリズンブレイクで特集して笑
オールスターでセット販売してみたいね。
市場が西洋かぼちゃ一辺倒だからブルーオーシャンさ。