何年も放置された畑だと、草刈りと言うかもう、木こりのイメージだ。
いや、木こりは言い過ぎか笑
刈り払い機の鋭い刃でも切れない奴も中にはいたりする。
「いったい、何年ここにはえてたんだ。。。」
手首程の太さはあろうか。
雑草は当然、雑木を草刈機とチェーンソー、鉈、選定ばさみを駆使し刈り上げる。
そして一箇所にまとめる。
次に大木に絡んだツタ(藤、葛など) を取り除き、丸めてコンパクトに。
そして切り残しをチェーンソーで根元から切り、
最後にまとめて燃やす、
と。
林のようだった所をキレイにするのは、大変だが、とてもスッキリする。
この後は刈り払い機の金属刃(チップソー)を、石垣の際までキレイに刈れるナイロンコードで仕上げるととてもキレイになる。
、、、ただ、キレイになったのは良いのだが、あくまでまだ表面上に過ぎない。
大きく、太く育った雑木も、雑草も、ずいぶんとしっかりした根を既に地下に形成しているもので、しばらくするとまた立派な芽を急激に伸ばしてくる者もいるのだ。(しかも倍返しどころか、3、4倍返しの数で笑)
本来ならば、ユンボなどの機材を入れて抜根すべきなのだが、ここは機材が入れない畑。
植物を根まで枯らす薬剤を散布しない限りは、地道に刈り続けるしかないのだ。やるしかないのだ。
でも、シンプルで良いと思っている。
方法がいくつもあったらどれにしようか迷うが、やるしかないのだから。
道は一つだけ、One wayなのだ。
迷わず突き進める。
そういう意味ではやり易いと思っている。
ここは一面、熱海レモン畑へ変わる畑である。
いわば、私の農園の顔、フラッグシップな畑なのである。
一番初めにご縁を頂いた畑であり、
一番苦労をしている畑でもあり、
一番大事なプロジェクトの開始点である。
必ず立派な農園に返り咲かせてやる。